‘2009/08’ カテゴリーのアーカイブ
アイアンホース100年祭!
2009/08/15小樽市総合博物館では8月8日から16日まで、アイアンホース生誕100年祭が開催され、
連日賑わいを見せていました。
100年祭実行委員会のお手伝いとして、
当会ミュージアムコミュニケーターもてんやわんやの大忙しでした。
開催中は子供対象のなりきり車掌体験も行われておりました。
希望者の中から抽選で選ばれたお子様が、車掌と機関士の二手に分かれ、制服に着替え、
車掌さんは発車時と機関車を転車板に乗せる際の安全確認などを行ってもらい、
機関士さんには信号の確認などを行ってもらうという企画です。
滅多に経験できない貴重なチャンスだったので、選べれた子は楽しそうになりきっていました!
他にもビアガーデンやクラッシックやロックのコンサート等も開催され、連日賑やかな日々でした。
“北海道鉄道文化フォーラム2009”開催される
2009/08/148月7日各地から63名が参加
鉄道車両の保存に携わっている団体や鉄道に興味を持っている個人などに呼びかけ、
明治13年(1881年)に始まる北海道鉄道の起点に立つ
小樽市総合博物館(旧小樽交通記念館)において、北海道鉄道文化フォーラム2009が開催された。
「手をつなごう!―鉄道文化遺産の保存と課題―」をテーマに
道内はもとより、東京都や埼玉県からも参加し、63名が熱く語り合った。
第一部は、当会顧問の眞舩直樹氏による講演で、「世界の鉄道文化保存の現状」と題し、
映像を交えながら、約50分にわたって鉄道保存の先進国であるイギリスやアメリカの活動の
最新の現状報告がされた。
特に英国におけるSLに限らずその背景となる景色や建造物にいたるまで保存していく
精神風土の違いを評価しておられた。
また、当日は、館内で動態保存している米国ポーター社製の
アイアンホースの生誕100年祭の前夜をもあって、
一部不明となっていたアイアンホースの経歴を世界のSL仲間に照会し、その結果を発表し、
グァテマラを振り出しに世界数カ国を遍歴しどちらかといえば不遇なSLだったので、
いまが一番幸せなときと言えるので、これからも大事に使ってほしいと締められた。
第二部は、「北海道の鉄道遺産の現状と課題」と題し、
フロアートークが、飯田当会理事長の司会で、眞舩顧問がコメンテーターとして加わり開催された。
はじめに、佐藤学芸員から50両の車両を有する小樽市総合博物館の現状報告に続いて、
山岸当会副理事長から今年5月から6月にかけて行った
道内の鉄道車両の保存実態のアンケート調査の中間報告がされた。
74団体(232両)に郵送で照会し、40団体(170両)から回答があった内容について、
資料をもとに老朽化が進み保存に携わっている団体の厳しい状況が報告された。
続いて、三笠鉄道記念館の細川社長及び陸別町の平等商工会事務局長から
動態保存をはじめ施設を維持していく為の様々な取り組みなどの
話題提供のあと会場参会者との意見交換に移った。
三菱大夕張鉄道保存会の川合さんから管理する団体がない状態での保存活動の厳しい現状や
小樽の五十嵐さんからは様々な職種の技能を結集して
博物館保存車両の修復にあたっている状況などが報告された。
英国は古いものを残し新しいものを作るのに対し、日本は古い物を壊して新しいものを作っていく
国民性の違いが、SLの保存活動にも表れており、
そこの意識改革から進めなければならない日本の難しさがあるが、
本物を残さない限り意味がないと眞舩コメンテーターのアドバイスを受けた。
最後に、今回のフォーラムを機会に、保存に携わる団体等が手をつないで協力していこうと
司会の飯田理事長がまとめ、午後8時の予定を大幅に超える8時40分に終了しました。
この後、約40人の参加を得て約1時間にわたって同館のエントランスホールにて交流会が行われました。
参加して頂いた皆様に感謝します。





